新日本ビルサービス株式会社

  • 社長あいさつ
  • 会社案内・アクセス
  • 私たちの事業
  • 採用情報
  • お問合せ
snbマガジン
当社は、1993年(平成5年)に清掃業務からスタートしました。当初は技術も知識も経験も不足しており、飛び込み営業を行いながら全力で仕事に邁進していましたが、見積の仕方も分からず、ビルメン業界の㎡単価を参考にして積算しても、差別化の無い会社は価格で負け、外注協力店さんにお願いした定期清掃の品質もバラツキがあり、お客さまのご期待にお応えできないと痛感しました。

また、大手ビル管理会社の元に下請け、孫請けまであり、これではお客さまが支払った清掃料金が、実際にサービスを提供するまでにコストアップとなり、お客さまが抱えている問題点やご要望を正確に伝えることができず、現場との温度差が生じ、不満につながっていること。そして元請会社としても技術とシステムが身につかないと思いました。

そこで、当社は建物や施設のオーナー・権限者であるお客さまとダイレクトで契約し、外注ではなく直営施工を基本とすることで、お客さまのニーズを直接把握し、適正な価格で付加価値の高いサービスを提供することを基本方針としました。

お客さまとの関係も、発注者と受注者という上下関係でなく、建物の価値を維持向上させるという同じ目的に挑戦するイコールパートナーの位置づけであり、お客さまに必要不可欠な企業となることを目指してきました。

また、質の高いサービスを提供する上で、お客さまと直接意思疎通を図れる関係が重要であると考え、競争入札の官公庁には参入せず、民間企業100%とし、商圏を東京・埼玉・千葉・神奈川を中心に首都圏1都6県に設定しています。
経営基盤の拡大と共に、ビルメンテナンス業界は、好不況の景気の状況にあまり左右されず、お客さまが何を欲し、何に喜びを感じているのかを本気で追求し提供することで、売り込まなくても支持を集められることに気づきました。そして、常に質の高いサービスを提供し、安らぎと活力の場をお客さまとのパートナーシップ・協働で提供していくことができるなら、ひじょうに大きな可能性を持った市場であることを確信しました。

しかし、典型的な労働集約型産業であり、作業者によって品質のバラツキも多く、提案も少ないため、多くのお客さまは潜在的な不満をかかえています。流通や不動産、電鉄・ゼネコン系列の大手ビル管理会社がありますが、業界で抜き出ている会社が少なく、ブランドと言われる会社もありません。これからも必要不可欠な業界でありながら、将来は少子高齢化により、サービスを提供する労働力の確保が極めて大きな経営課題になります。
つまり、ビルメンテナンスは人がすべて。
現場の第一線で心を込めてサービスを提供する“さわやか社員”と、お客さまのパートナーを目指す“本社員”を、当社の最大の資産・強みとして人財投資し、社員の自燃力を発揮できる経営環境をより強固にするために、全力で取組んでまいりました。

その中で当社は、創業より独立独歩の堅実な経営を貫き、基本方針である「お客さまとのダイレクト契約と直営施工」を着実に推進し、清掃、設備管理、修繕・リニューアル、警備が窓口一本で済み、ワンストップで責任施工する、多くの利便性をお客さまに提供することを貫いてきました。

結果的に、単に価格でなく、技術と品質、社風を理解していただき、パートナーシップを組める多くのお客さまとの、実に有難いご契約につながることができています。
  • 永年勤続表彰
  • さわやか社員研修会

スクラップアンドビルドから、建物を長く大切に利用するという考え方に、社会は大きく変化してきました。お客さまは単に建物を管理するだけでなく、その施設の価値を高めることができるパートナーを切望されています。このお客さまのご要望にお応えするために、LCC(ライフサイクルコスト)を含め、全体をコーディネイトできるファシリティマネジャーを育成すること、当社の強みである直営施工の多能工化を促進し、電気(エネルギー)・消防(安全)・給排水衛生(水)・空調(空気)の4分野の強化を図ることが重要になります。
また、お客さまの本業に直接影響する重要なサービスを提供していることから、将来にわたり質の高い安定した労働力を確保するために、採用力の強化と、教育体系・動機づけプログラムの整備も、更に推進してまいります。
人材に関するこれらの取組みによって、責任を持って「ダイレクト契約・直営施工」を請け負わせていただき、お客様の最良のパートナーであり続けたいと、当社は考えております。